真作 泉茂 1981年シルクスクリーン「とじる四角」画寸 15×10cm
商品の説明
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泉茂(いずみしげる)は、1922年1月13日から1995年5月11日までの生涯を通じて、洋画家および版画家として日本の美術界に貢献しました。大阪芸術大学美術学科の教授として教育も行い、また「会ヴァリエテ」および「デモクラート美術家協会」を結成し、美術の分野での先駆的な役割を果たしました。略歴:1922年:大阪府大阪市に生まれる。
1939年:大阪市立工芸学校を卒業後、大丸・大阪宣伝部に勤務。
1947年:大丸を辞め、画家の道に進む。春陽会での落選を機に、既存の公募展に疑問を抱き、新たな活動場所を模索。
1949年:須田剋太、津高和一、早川良雄らと「会ヴァリエテ」を結成。
1951年:瑛九ら9名とデモクラート美術家協会を設立。
1953年:泉が版画制作を始める。美術評論家でコレクターの久保貞次郎の支援を受け、スルメ伸ばし機やお好み焼きのテーブルを転用して銅版画制作を始める。
1954年:「泉茂エッチング集」を出版。
1957年:第1回東京国際版画ビエンナーレ展で新人奨励賞を受賞し、サンパウロ・ビエンナーレにも参加。
1958年:日本版画協会会員になり、現代日本美術展に出展。
1959年:渡米。
1963年:パリに移住。
1965年:油彩画を制作。
1968年:帰国。
1970年:大阪芸術大学美術学科教授に就任。
1992年:同大学で名誉教授になる。
1995年:逝去。
作品:「とじる四角」
部数:1000部限定
制作:1981年
ST.Paul'sGallerry取扱い作品
作家円熟期作品。
作品特徴:
泉は制作初期には幻想的な情景を描いていましたが、後に作風を幾何学的な模様を持った無機質なものに変化させ、単純な形態から構成される様々なイメージを追求しました。約9年間のニューヨークとパリでの滞在を経て帰国し、大阪芸術学でエアーコンプレッサーを使用した新しい作品の制作を開始し、晩年には雲形定規を用いた色彩豊かな作品にも取り組みました。
商品の特徴:
サイズ:作品:15cm×10cm額縁:36.5cm×31.5cm
コンディション:
作品は良好な状態で、額縁も概ね綺麗。
その他:
作品面マージンには作家直筆サインがあり、エディションも存在する。
額縁裏側には画廊シールと略歴が貼られています。
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